
小説投稿サイトカクヨムとカドカワBOOKS編集部がタッグを組んで実施された「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテスト。
応募総数556作品! 様々なお仕事をテーマにした作品が多数寄せられたなか、混戦を戦い抜き、書籍化が決まった7作品をご紹介します。
主人公たちがどんなお仕事で異世界を満喫するか、お気に入りの作品を見つけてみましょう!
転生少女の三ツ星レシピ ~崖っぷち食堂の副料理長、はじめました~

著者:深水紅茶/イラスト:白峰 かな
作品詳細
元日本人のサーシャは、異世界の宮廷で史上最年少の副料理長として活躍中!
しかし、とある“やらかし”で厨房をクビにされ、流れ着いた先は今にも潰れそうな大衆食堂!?
手始めに、醤油の旨味を活かした料理で嫌味な高利貸を黙らせると、屋台でカスタードたっぷりのクレープを出したり、扱いづらいワイバーン肉まで美味しく調理!
料理好きな転生者と食堂の跡取り娘、崖っぷちだった二人が作る料理は王都でどんどん評判になって――?
【2023年8月10日発売】
※WEB連載版と書籍版は、一部内容が異なります。
後宮の花結師

著者:彁 はるこ/イラスト:さんど
作品詳細
雑草むしりが仕事の底辺女官・草苺。
彼女のたった1つの特技は、女性の命であり品位の象徴でもある癒花――頭部に咲く花を整える「花結い」だった。
いつか正式な花結師になりたいと願いながらも、雑草娘の自分には夢のまた夢と、こっそり周りの女官の花を整えるに留めていた。
しかしある日、花を虫に食われ、無残なまでに黒ずませた妃嬪が助けを求めてやってくる。
草苺が独学で身につけた荒削りの花結い技術が、後宮を渦巻く事件を救う鍵になり……!?
【2023年9月8日発売】
※WEB連載版と書籍版は、一部内容が異なります。
転生してラスボスになったけど、ダンジョンで料理屋はじめます ~戦いたくないので冒険者をおもてなしします!~
著者:ぼっち猫/イラスト:朝日川 日和
作品詳細
女神によって異世界のダンジョンのラスボスに転生させられてしまった蒼太。
でも、冒険者を迎え撃つなんて無理だし、死にたくもないので……「よし決めた。おいしいご飯を作りながら快適ライフを送ってみせる!」と行動を開始する!
チートスキルを使いまくり魔物から食材をゲットしたり、最下層のダンジョンエリアに作った農園で野菜や果物を育てたりと好き放題に楽しむ蒼太。
さらに、やってみたかった料理屋を開くことにして……?
【2023年10月10日発売】
カクヨム版無料連載はこちら
受賞時タイトル『ラスボスごはん ~転生してダンジョンのラスボスを押しつけられたので、最下層奥地でおいしいごはん作ります!~』https://kakuyomu.jp/works/16817330648139630440
魔導細工師ノーミィの異世界クラフト生活 ~前世知識とチートなアイテムで、魔王城をどんどん快適にします!~

著者:くすだま琴/イラスト:かるかるめ
作品詳細
魔王様に拾われお抱え細工師になった転生者ノーミィ。
不器用な魔人に代わりランタンを整備がてら魔改造したのを皮切りに、魔法冷却ゴブレットや即席ラーメン、好き勝手作っていたら何故か周囲から絶賛されてーー!?
【2023年11月10日発売】
※WEB連載版と書籍版は、一部内容が異なります。
転生したらポンコツメイドと呼ばれていました 前世のあれこれを持ち込みお屋敷改革します

著者:紫陽 凛/イラスト:nyanya
作品詳細
突然前世の記憶を取り戻したポンコツメイドのイーディスは、仕えるお嬢様と屋敷が追放&没落ルートまっしぐらだと知ってしまう。
現代知識を生かした便利グッズ開発で屋敷を救い、ポンコツの汚名も返上できるか!?
【2023年11月10日発売】
※WEB連載版と書籍版は、一部内容が異なります。
残念ながら、ハズレ聖女でした ~保育士は幼児や竜の子とともに楽しく暮らす~
著者:三船十矢
保育士の紬は聖女召喚によって異世界に呼び出された。だが、なぜかそこには2人目の聖女候補として天才科学者の怜も姿を見せていた。
試験の結果、怜こそが本物だと判明、紬はハズレ聖女の烙印を押される。だが、怜は紬を見捨てず、聖女になる見返りとして紬の身の安全を要求する。おかげで隠居の身になった紬だが、孤児院で子供の世話を始めることに。
保育士としての力を発揮する紬に、子供たちや同僚のシスターたちの信頼が集まる。幸せな日々を過ごしながら、紬は己の異変に気づく――あれ、子供の気持ちがわかるんだけど?
そんな噂を聞きつけた公爵家に、紬は子供付きのメイドとして雇われる。若くてデキる当主代行や小さな令嬢、そして、現代知識で開発を始める怜との楽しい日々が始まる。
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受賞時タイトル『実は聖女じゃなくて聖母です 〜異世界で保育士はぷにぷに幼児と愛され人生を送る〜』https://kakuyomu.jp/works/16817139558864287480
魔法使いのお引っ越し
著者:坂石遊作
「私には信念があります。それは、お客さんの旅立ちを素敵なものしてみせることです」
天才魔法使いの少女・ソフィは、引っ越し屋を営んでいた。
どんな荷物も軽々と宙に浮かせ、危険な魔導書だろうが呪われた魔剣だろうがきっちり封印して運んでみせる。ソフィは知る人ぞ知る、特別な引っ越し屋だった。
魔法使いの引っ越し屋には、時折、不思議なお客さんが訪れることもある。
人間、精霊、神獣、亡霊、果ては神様まで……ソフィは色んなお客さんの旅立ちを見届けた。
引っ越しは、出会いと別れを紡ぎ、新たな旅立ちを彩る。
だからソフィの仕事は、彼らを幸福にすることだった。
別れを惜しむ人たちへ――。
出会いを恐れる人たちへ――。
これは、剣と魔法のファンタジーな世界で、小さな引っ越し屋を営む少女の物語。
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https://kakuyomu.jp/works/16817139559142421922
※書籍版タイトルは変更される場合があります。