
【あらすじ】
武器と荷物を手に、モンスター蔓延る危険地帯を駆け抜ける運び屋集団『女王の靴』。
戦う配達人が集う『女王の靴』に入社した新人フェイは、先輩と共にさっそく初任務へ!
しかし……
「なんでフェイくんだけ狙われるんっすか!?」
「それはな、こいつが機械人形だからだ!」
「モンスターって機械が好物なんですよね! じゃあおれ囮になります!」
「なんでこんな子採用したんすかぁ!」
愉快で過激な配達人たちのハートフルコメディ開幕!
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【紹介コミック】


【キャラクター紹介】

フェイ=リア
廃棄されかけたところを「運び屋」に救われた機械人形。
恩返しのため、恩人がいるであろう運び屋集団「女王の靴」に入職。
身体能力も高く、任務に必要なデータはすべてインプットしてあるため優秀だが、人間らしさに欠ける。
「人間らしさ」をマスターするため日々精進中。
「おれ知ってます! そういうのを『らぶらぶ』って言うんですよね?」

ゼータ=アドゥル
「女王の靴」副局長 兼 一番隊隊長。
クールな見た目に反し、とても世話焼き。
フェイのことを、機械人形を自称するイタい子だと思いながら採用試験に通してしまうほどには大雑把。
局長である「女王」を敬愛している。
「男と女が同じくらい困っていたら、俺は迷わず女の方を助ける」

アキラ=トラプルカ
「女王の靴」一番隊隊員。
フェイの指導係に任命されてしまった運のない子。
スラムで生まれ育ち貧しい環境にいたせいか、今でも肉付きが悪い。
語尾に「っす」とつければ敬語だと思っている。
「絶対に嫌っす! 見習いに同行するなんて面倒、ぜったい嫌っすからね!」

ミツイ=ユーゴ=マルチーニ
フェイと同期入職した二番隊新米配達人。
街の食品流通企業の御曹司。
貴族たるもの下々の者に手を差し伸べ、女子供老人を優先すべきであると、強い正義感を持っている。
が、機械人形のフェイのことだけはライバル視している。
女性のおっぱいに耐性がない。
「あぁ、おはよう……なんて、貴様にかける挨拶などなぁあああああいっ!」

レヴィ=カッサーノ
一番隊所属の先輩。武器まで特注してピンクにするほど全身ピンク。
美容にとても気を遣っている男性配達人。
規則には緩く口調も緩いが、戦闘の場面では細かく適切な指示を即座に飛ばす頭脳プレイヤー。
愛称は『レヴィちゃん』。
「ウフフ♡ アタシとアンタの仲で、今更なに言ってんのよ~♡」
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カクヨム コンテスト応募時連載版
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※WEB連載版と書籍版は、一部内容が異なります。