内容紹介
キャラクター紹介

***葉月(はづき)***
元・気象予報士。中国旅行に行くはずが、気づけば中華っぽい異世界に来てしまっていた。
天気予報つきの傘売りをしてなんとか生計を立てていたものの、『空読み』の力を見込まれ官吏から声をかけられる。
好きなことは、空を見ることと食べること。

***瑚珀(こはく)***
処刑台に引っかかっていた葉月を助けてくれた命の恩人であり、その後、葉月を無一文で異世界に放り出した悪魔でもある。
刑事裁判をおこなう刑部の長官であり、内城で再会した葉月を危険人物とみなし、家に住ませて監視することにした。
葉月は「死神長官」と呼んでいる。

***陽明(ようめい)***
葉月をスカウトした呪術祠祭課の課長。甘いマスクと軟派な性格のおかげでファンクラブがあるほどの人気者だが、とても頭がよく、仕事上では頼れる上司。真面目で仕事大好きな葉月のことを気に入っている。
反応が面白くて葉月によく抱きつこうとしてくるが、最近躱される回数が増えてきたのが悩み。

***子草(しそう)***
呪術祠祭課の同僚。デリカシーがなく、いつも無精ヒゲが生えている。葉月のことを女と見なしておらず失礼なことばかり言うが、たまに饅頭をくれるなど優しいところがあったりなかったり。
葉月が気負わずに口喧嘩できる良い友人。