【あらすじ】
性悪、魔法の才能無し、無責任、無教養と悪評高い公爵令嬢ラビアンジェ。
【無才無能】扱いだけど、実は――前々世が稀代の悪女と名高い天才魔法師、前世が86歳で大往生した日本人!?
過酷に生きた前々世の反動か、人生三周目は魔法の才能を隠し、喜んで【無才無能】を利用して我が道を行く。
しかし順調な学園生活は、野外訓練で崩れてしまい……。
中身はお婆ちゃんな最強魔法師の無自覚大暴走で、嫌われ令嬢から一変、愛され令嬢に!?
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【キャラクター紹介】
ラビアンジェ=ロブール
ロブール公爵家長女。中身は前々世が「稀代の悪女」と語り継がれるベルジャンヌ王女、前世が日本人のお婆ちゃん。
無才無能や悪女と冷評されているが、その評価を嬉々として利用し、天才魔法師としての才能を隠して貴族令嬢の責務から逃走しつつ、平穏な日常を楽しんでいる。
キャスケット
ラビアンジェがベルジャンヌ王女時代に契約した聖獣の一体。
風や姿を変幻自在に操る能力をもつ。
ミハイル=ロブール
ロブール公爵家長男で、次期当主。ラビアンジェの実兄。
ラビアンジェが周囲の悪評を受けても正そうとせず、学園の成績の悪さも全く気にしていない事で貴族の責務を放棄していると感じて憤り、厳しく接する。
ジョシュア=ロべニア
ロべニア国第二王子で、ラビアンジェの婚約者。
元々ラビアンジェを嫌っており、疑う事なくシエナの嘘に踊らされている。
ラビアンジェを人目も憚らず無才無能、義妹を虐める悪女として蔑み、周囲に悪評を撒き散らす。
シエナ=ロブール
両親を早くに事故で亡くし、ロブール家の養子となった。ラビアンジェとミハイルの義妹。
ラビアンジェに激しい敵意を向け、婚約者の座を奪おうとジョシュア第二王子はもちろん、周囲のラビアンジェに対する悪意を煽り続けている。
ヘインズ=アッシェ
ジョシュア第二王子を主君と仰ぎ、側近として常に行動を共にする。
卒業後、騎士となって出仕する事が内定している。
シエナの嘘を信じ、ラビアンジェは主君に相応しくない婚約者だと、常に悪意をぶつけては悪評を撒き散らす。
ベルジャンヌ=イェビナ=ロベニア
ラビアンジェの前々世で、「稀代の悪女」と後世に語り継がれている王女。
婚約者を奪われそうになったベルジャンヌが、悪魔を召喚して国を滅ぼそうとした為、当時王太子だった異母兄に倒されたと、広く知られている。
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カクヨム版「稀代の悪女、三度目の人生で【無才無能】を楽しむ」
※WEB連載版と書籍版は、一部内容が異なります。
https://kakuyomu.jp/works/16816927863356796443